「引き寄せの法則」と聞くと、スピリチュアル?なんだか非現実的なものを想像する方が多いのではないかなと思います。
正直この界隈の世界観がさぞ「運命的」「スペシャルなこと」「神秘的」に信じ込むための演出でしかなくて、スピリチュアル的な引き寄せの法則の表現は、至って当たり前のことを神妙に伝えて信じやすくしているだけなのだと思います。
今回は、引き寄せを現実的に活用して、行動に移すきっかけにしていた私が引き寄せの法則とスピリチュアルについて考察してみたいと思います。
以下の「自動的に夢がかなっていくブレイン・プログラミング」は、「引き寄せの法則」と呼ばれているものを脳科学的に詳しく解説しているものなので、気になる方は是非チェックしてみてください!
目次
引き寄せの本質はRAS
引き寄せの法則を日々応用している中で、最近「RAS」という脳科学の用語を知りました。
RASとは「Reticular Activating System」の略で、脳幹網様体賦活系(のうかんもうようたいふかつけい)という脳機能の1つ。自分の興味・関心のある情報を無意識に多くインプットする「フィルター」のような役割を果たすと言います。
例えば、「赤い色のものを探して」といわれたら、即座に今まで目にも止めなかった赤い色のものが視界に入るようになり、見つけることが出来るようになりますよね。
それと同じで、自分が意識の中で思い浮かべているものが、実際に現実世界でも認知しようとする機能の事をさします。
引き寄せの法則の本質は、この「RAS」を如何に活用するか。普通に過ごしていたらやり過ごしてしまいそうな欲求や願望を、潜在意識で思考し続ける事で目標実現までに必要な情報を集めたり行動に移す、という行動の法則なのです。
RASは、欲しいものだけでなく望まないものも引き寄せる
よく、ネガティブな事ばかり起こってしまったり、不運に見舞われる星周りの悪い時ってあるとおもいます。もしくは、いつも不幸そうで辛そうな人って居ますよね。
そういう時は、ほぼ確実にこのRASがネガティブなものに機能しています。
潜在意識のなかで、「私は〇〇だから、こんな現実になる」「不安、こんな現実が起こったらどうしよう」「私にそんなこと出来るんだろうか」と、ネガティブな方面に意識が向いてしまっているのです。そう言った方は、自動的に「ネガティブな出来事」を身の回りで探し続けて、やっぱり私の考察は当たっていた。。という証拠探しをしてしまうのです。
引き寄せの法則って、ハッピーハッピー皆んな億万長者!なんてホイホイな発信が多いですが、ネガティブなものにも当然作用します。
引き寄せの法則が提唱する「イメージしたものが現実化する」は本当だけど、スピリチュアル的な様々な設定は幻
よくよく物事が現実化する時の流れを考えてみたら、脳内でイメージした事が現実になるというのは至極当たり前で、何も不思議な事ではないはずなのです。
しかしながら、現代の情報化社会で忙しく生きる私たちは、次第に自分の脳の使い方について客観的に見つめる機会を失いがちでしょう。
そんな現代社会において、何か運命的でとてつもなくロマンティックな世界観を世の特に女性達に対して発信しているのが「スピリチュアル界隈」で、何か宗教的な怪しい歪さを醸し出している。しまいには、高額なオンラインサロンなどで儲けているという「お金教」が色々なところで発生している気がします。
まとめ
自分を客観的に見る力を「メタ認知能力」と言いますが、引き寄せの法則を実際に活用して、脳内を整理する時には必ず「メタ認知」すなわち自分を客観的に評価するところは避けられないと思います。
このメタ認知と叶えたい欲求(ゴール)の設定こそが、夢を叶える全人類共通の必須項目でもあって、みんなが引き寄せの法則とかスピリチュアルとか色々な切り口で認知しているものの本質的なものなのではないかなと私は思います。
当ブログでは、普段は幸せ論、パートナーシップ、お金の話など、心とお金に関する記事を発信していますので、よければ他の記事も読んでみていただければ幸いですv 最後までご覧くださり、ありがとうございました。